
日本政府は23日午後、TPP環太平洋経済連携協定交渉に正式参加しました。日米両国を軸とする巨大な貿易圏作りが動き出し、アジア太平洋を巡る経済や安全保障の枠組みに大きな影響を与えます。
TPPに先行参加する11カ国のGDPの合計は世界全体の3割強です。世界第3の経済大国である日本の参加により、これが4割弱に膨らんでいます。日本の参加でアジア太平洋をまたぐ巨大な広域経済圏ができます。日米両国が連携を深めることで、アジアでの中国の台頭をけん制することも見込めます。
日本のTPP参加は世界の他の通商交渉にも影響を及ぼします。中国は日米が主導するTPPを警戒し、並行して進む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉加速に力を入れます。